2019年に行われたイベントで起きた「盗作騒動」をきっかけに、激しいバッシングにさらされた元銭湯絵師でモデルの勝海麻衣さん。
一体どのような「盗作」だったのでしょうか?
今回は、その問題となった作品や他の作品についてもまとめてみました。
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勝海麻衣の作品

勝海麻衣さんが、これまで「盗作疑惑」を指摘された作品はこのようになっています。
・虎
・犬
・動物
・人物像
さらにこれは極一部のようで、実際にはもっと多くの作品に対して「盗作疑惑」が浮上していたようです。
それでは、1つずつみてみましょう。
勝海麻衣の盗作パクリ騒動「猫将軍:虎」
1番最初に「盗作疑惑」が報じられた作品は、2019年3月に行われたイベントでのペインティング。
大正製薬の炭酸飲料「RAIZIN」(ライジン)のPRイベントで、銭湯絵師の勝海麻衣さんがライブペインティングで描いた虎の絵が、他のイラストレーターの作品に酷似しているとの指摘があった。
問題となった作品がこちら!

当時、東京芸術大学大学院1年生だった勝海麻衣さんは、当初より「美人銭湯絵師」として注目されていたこともあり、このイベントも大盛況だったそうです。
しかし、この「虎」の作品が、アーティスト活動している「猫将軍」との作品に酷似しているとの指摘が。
上:勝海麻衣の作品

下:猫将軍の作品

2012年に描いた猫将軍さんの作品と、曲線も角度も一致していることがわかりますよね。
上:勝海麻衣の作品

下:猫将軍の作品

さらに、作品中に勝海麻衣さんが持っている「ある物」もしっかりキャッチされてしまったようです・・


当時、盗作疑惑がでた際、猫将軍さんもSNSでこのように投稿していました。

偶然一致する事はまあなかなか無いと思うんですが。
そして、この「盗作疑惑」を認めた勝海麻衣さんは、謝罪文を出し、猫将軍さんにも直接謝罪に行ったことで事なきを得たとのこと。
謝罪ではこのような言葉がありました。
「アーティスト以前に1人の人間としても取り返しのつかない過ちを犯してしまった」
しかし今では、猫将軍さんとLINEをやりとりするほどの関係性だそうです。
勝海麻衣の盗作騒動「Wolf Shadow:犬」
こちらは、「fineartamerica」というサイトで作品を販売しているWolf Shadowさんの盗作疑惑。
上;勝海麻衣の作品

下:Wolf Shadowの作品

素人が見ても色合い等全て似せていることがわかりますよね。
盗作疑惑がこちらも報じられてからは、すでに本人のSNSからは削除されているようです。

勝海麻衣の盗作疑惑「Derek Turcotte:動物」
海外でアーティスト活動をしているDerek Turcotte氏の作品も盗作疑惑が発覚。
こちらがDerek Turcotte氏

Derek Turcotte氏の作品は、色鮮やかで動物が多く描かれているようです。
そして盗作疑惑が報じられた作品がこちら
左:勝海麻衣の作品
右:Derek Turcotteの作品

こちらも完全に一致しています。(笑)
勝海麻衣の盗作疑惑「David Kassan:人物像」
まだまだ続く盗作疑惑・・
こちらも海外で活躍しているアーティストのDavid Kassan氏。

主に人物を描く作品が多いようです。
左:勝海麻衣の作品
右:David Kassan氏の作品

さらにこちらの作品については、勝海麻衣さんの作品を使用してTシャツを作った会社まであるとか。

これまで多くの類似作品を出展してきた勝海麻衣さん。
その為、一部のファンからはこのようなあだ名がつけられてしまったそう。
「パクリ絵師」


これまでの盗作疑惑や騒動について、勝海麻衣さんはこのように答えています。
「著作権のことを知っていれば当然分かることだったが、認識が浅く、色も着けているから大丈夫だと思っていた。“これをしたらどうなるか”ということまで想像力が働いていなかったと思う」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、元銭湯絵師でモデルの勝海麻衣さんの「盗作疑惑」についてまとめてみました。
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