ワールドカップバレーでの熱いパフォーマンスが話題になった西田有志選手。
実は2022年9月頃から西田有志選手が、原因不明の体調不良に悩まされていたのはご存知でしょうか。
バレーができなくなるのではと思うほど苦しんでいたそうです。
西田有志選手の病気や原因は何だったのか、今後の試合に影響はあるのかについて調査しました。
西田有志が体調不良で欠場

2022/23シーズンのVリーグが開催されてすぐに欠場した西田有志選手。
コンディション不良で欠場

2022年10月から始まったVリーグで、2年ぶりにジェイテクトSTINGSに復帰した西田有志選手。
3戦目まで出場されていましたが、10月30日~11月20日までの7試合を欠場、ベンチにも入っていませんでした。
11月10日にはジェイテクトSTINGSから「西田有志選手についてのお知らせ」として、西田有志選手の体調についての報告があり、コンディション不良という記載で詳しいことは記載されていませんでした。
西田有志選手もSNSでメッセージで報告も。
急な欠場にコロナか?怪我か?などの様々な憶測が飛び交いましが、本人からの報告に安心するファンも多くいました。
体調不良を公表

2022年12月18日に行われた天皇杯決勝で2年ぶりの頂点へ立ったジェイテクトSTINGS、決勝後に行われた記者会見で西田有志選手は欠場したことについて口を開きました。

3週間休ませてもらって、血液検査をしました。まだ原因はわからないのですが症状を見ると難病扱いになるものばかり。正直不安しかない状態でした。
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/857226
西田有志選手は2022年9月の世界選手権後から、原因不明の体調不良に悩まされていたことを公表されました。
なんと一時入院するほど苦しめられていたそうです。
症状は以下のものがあったと語っていました。
- 発熱(39度前後の熱が1か月半)
- 倦怠感
- 悪寒
- 30分以上熱いシャワーを浴びなければ眠れない
- 体育館のLEDライトを見ると視界がぼやけ、両目が充血
- 胃のムカムカ感
はじめは新型コロナウイルスやインフルエンザを疑い、抗原検査やPCR検査を行いますが陰性だったとのこと。
1か月にわたって発熱があり、ベッドから起き上がれないこともあり、湿布を体のなん十か所に貼って過ごすこともあったそうです。
就寝中の発汗量も尋常ではなくシーツだけではなくマットレスを変えるほど。



一日メシを食わんくてもお腹がすかないし、何が起きているかわからないことが不安で。チームに同行していても、目の前の試合ですら、全然頭に入ってきませんでした。
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/857226?page=2
孤独な状態で恐怖心やネガティブな発想もあり、メンタルも沈んだそうです。
西田有志の体調不良の原因は感染病か?


西田有志選手を苦しめた体調不良の原因は何だったのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
体調不良の原因は?


西田有志選手を悩ませた体調不良の原因は、現在も分かっていません。
発熱が続きどうにもならなくなり、医師に相談し、血液検査を勧められたそう。
結果は、検査項目のうち17~18項目、MAXで25項目で異常な数値を示していたと言われていました。
正常値が0.08のところ、西田有志選手は10と異常な数値で、医師からは安静を勧められ休養となりました。
その後も血液検査、尿検査、腫瘍マーカー、DNA検査など実施しますが、原因は分からず医師からは「何かの感染症」と。
不安になり自分でも調べてますが、白血病やがん、リウマチ、難病と言われるような病気ばかりで余計に怖くなったそう。
その時のことをインタビューで以下のように語っていました。



次になにが疑われるかって、症状的に難病扱いになる症状ばかりで、感染症の中でも皆さんも聞いたことあるような膠原(こうげん)病だったり関節系のものだったりとか、がん検診とかをして不安でしかない状態。3週間リーグをやっていない時も、検査も4回受けて、4回とも悪くなっていた。薬飲んでも良くならない状況。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cadd42f27d4e9e2d9796d0c61cdb75bf4b0607ef
検査をしても分からず、薬を飲んでも良くならないのはつらいことが想像に難くありませんね。
4回目の血液検査の時、炎症反応も良くありませんでしたが、症状もなく熱も下がっていた為、医師から「1回やってみよう」と言われ復帰に至ったそうです。
誹謗中傷も影響か


西田有志選手は2023年7月24日のX(旧Twitter)にて誹謗中傷を受けたという投稿をされました。
バレーボール男子はネーションズリーグで銅メダルを獲得し、国際大会46年ぶりの表彰台で話題になっていたタイミングでした。
誹謗中傷の具体的な内容は公表されていませんが、プレーのことではなく西田有志選手の見た目についてのことだったようです。



プレーとかは関係ないですよ、全然。その姿はなんだのって、いうような話です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e46e5a4ea583065d8923afe693ffe2fe0a5128b5
西田有志選手は、2020年ごろから髪型や髪色が変化しています。


もしかしたら、国際大会で金髪だったことに対して言われたのかもしれませんね。
西田有志選手は若いころから日本代表の中心選手とした活躍しており、試合のプレッシャー、誹謗中傷などが知らず知らずのうちにストレスとなっていたのかもしれませんね。
ストレスで体の免疫力は下がると言われており、ストレスが体調不良の一因になった可能性もありますね。
支えとなった妻・古賀紗理奈


休養中支えになったのは妻のバレーボール女子日本代表の古賀紗理奈選手でした。
不安に押しつぶされそうな日々を過ごされ、親にも言えない状態が続きますが、さらけ出せる存在だった古賀紗理奈選手がいたことで乗り越えることができたそうです。
●2人の馴れ初めについてはこちら●


西田有志選手は当時のことを以下のように語っていました。



夜寝る直前まで話して、朝起きたらまた『おはよう』って。さりちゃんと電話していなければ、夜が来るのも朝が来るのも怖かったです。
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/857226?page=3
誰かがそばにいてくれるのは、本当に心の支えになりますよね。
西田有志の今後の試合への影響は?


体調不良は時間が経つにつれ症状は緩和し、現在は問題なくプレーできていると西田有志選手は語っています。
体調も全く問題なく薬も飲まなくてもいいほど回復したと言われていました。
発熱も病院に行かなくなってから解熱したそうで、今はバレーボールに生きがいを感じているとのこと。
バレーボール・天皇杯全日本選手権で優勝した際にバレーボールをできる喜びを噛みしめていました。



3週間みなさんに心配をかけた。結果を出すまで苦しかったし、(バレーボールを)辞めざるをえない状態になっていることを想像してしまっていた。この優勝は自分の心には大きい思い出
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2022/12/18/0015901476.shtml
ネーションズリーグでは、体調不良の影響でコンディションの調整が進まず、スタメン落ちするなど不調に苦しみました。
しかし、ワールドカップバレーで西田有志選手は94得点とチーム2位の得点をたたき出し、完全復活ぶりを見せつけました。
まとめ
西田有志選手を悩ませていた病気や原因について、今後の試合に影響があるのかについて調査しました。
現在も体調不良の原因は不明ですが、熱も下がり、徐々に症状が緩和していることが分かりました。
ワールドカップバレーでもチーム2位の得点を取るなど、復活ぶりをアピールしていましたね。
西田有志選手のパリオリンピックなど大会での活躍が楽しみですね。
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