2023年7月6日、静岡市清水区尾羽の国道1号「静清(せいしん)バイパス」の工事現場にて、橋桁(げた)が落下する事故が発生しました。
被害者も出てしまった今回の事故。
現在の被害状況と施工会社はどこだったのかについてまとめてみました。
【事故現場】橋りょう落下は静岡市清水区のどこ?

6日午前3時10分ごろ、静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパスの工事現場で、「橋桁が崩れてけが人がいる」と119番通報があった。
現場は、こちらになります。
静岡県静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパスの工事現場
現場では交通緩和を目的とする立体化の工事が行われており、これを「清水立体」と呼んでいるそうです。
工事は、2016年に開始され管轄は【国土交通省】となっています。

完成図はこちら

交通量の多い場所の為、時間帯をずらし作業されていたものとみられます。
清水立体工事
2016年 全長2.4キロメートルを高架化する事業を開始
2026年春 一部を開通する予定
橋りょう落下事故の「清水立体」施工会社(施工者・工事会社)はどこ?

静清バイパスにて清水立体の事業を受注した施工会社(ゼネコン)は、1つの事業会社が請け負っているのではなく、複数の会社名が確認されています。
今回、国土交通省の公共事業で行われている為、複数の施工会社によって開発が進められていたそうです。
※情報が入り次第更新していきます.
【動画】静清バイパス事故:橋りょう落下の原因や被害状況は?
橋りょう落下事故の原因は、橋げたを設置するために組まれていた鉄骨が崩れたものと見られています。

原因
鉄骨が崩れ落ちた際にそのまま道路に落下していることがわかります。
専門家によるとこのようなことが原因である可能性があると言されています。
・サンドルが転倒した
・ジャッキが転倒
つまり、橋げたを横移動する際に、何らかの反動で落下した可能性が考えられるとのことです。

作業時間が深夜だった為に、道路を通行していた車には接触しなかったようですが、作業していた人たちが複数名被害に遭っている状況です。
現在明らかにされている被害状況はこのようになっています。
- 建設中の道路の土台部分の鉄骨が長さ50メートル・幅5メートルにわたって落下
- 作業員8名が静岡市内の病院に運ばる(30代〜70代)
- 2名が心肺停止
- 4名が重傷
- 3名が中~軽症
当時30名以上の作業員がいるため、今後も負傷者が増える可能性があります。
世間の声


まとめ
現在も通行止めが続いております。
近くに行く際は十分気をつけるようお願いします。